時代の証言者たち~道の途上でふれあった些細な物語~

転職を繰り返してきた『僕』。半年~2年以内という短いスパンで在職してきた中で、各会社・集団には必ず ”記憶に残る人物” が存在した。筆者の人格形成に影響を与えたその人物たちとは?人生の入力時期と言われる20代から30代前半の『僕』が、出逢って感じた人物像を、人生という壮大なドラマの一コマとして綴る、期間限定のブログ。

2017-03-07から1日間の記事一覧

神が恐れた男

その人は、警察官であり、凶悪犯罪を専門とする強行係の刑事さんだった。 20代半ば。独身で、遠距離の彼女さんが東京にいる、と当時は言っていた。 僕とは、5~6歳年下だったが、微塵もそんなことは感じず、むしろ ”頼れる兄貴” 的な存在だった。 テレビ…